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レッドウイング 8875。

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たぶん五年くらいは愛用していたであろう、ニューバランスのスニーカーがナマクラ化してきたので、久々に皮ブーツを買った。

レッドウイングの赤茶セッター・8875 定番ですな。

その昔、ドラマ「若者たちのすべて」でキムタク演じるタケシ(だったと思う)が、

エンジニアブーツの底でタバコの火を消すシーンがあり、

このシーンがめちゃくちゃカッコよくて、

それからしばらくそのシーンが忘れられず、エンジニアブーツをチャリンコこいで買いに行った。

でももちろんレッドウイングのエンジニアブーツを買う金なんてなくて、メーカー不明の一万数千円のブーツを買った。

そのうちにバイクの免許を取って400ccのネイキッドのバイクを購入し、

革ジャン着て、エンジニアブーツを履いて用もないのに走りまわっていた。

エンジニアブーツの硬くて丸いトゥー部分がバイクのシフトペダルにちょうどいい具合に操作できて、バイク乗り時代はエンジニアブーツを愛用していた。

このころ、レッドウイングの黒セッター(だったと思うが…?)大流行して、

あまりのカッコよさにオイラも欲しくてたまらなかったのだが、入手困難でプレミアまでつく始末…。

たしか5万円以上になっていたと思う。

そんなもん買える分けなく…

が、なんと隣に住む従兄弟がレッドウイングの黒セッターを購入。

うらやましくてしょうがなかった。

「バイクのシフトペダル操作すんのに、あのヘンな先っぽが邪魔だから履かんのさ。」

と、自分なりにカッコイイと思った言い訳をみんなにして、あきらめていた。

今回、久々にブーツを履こうと思ったときに、

最初はダナーライトかレッドウイングの赤茶プレーントゥで迷った。

でもレッドウイングのブーツを眺めていると、そんな昔の事を思い出し、

最初はダナーを買おうと思っていたのだけど、

お店のみんなのススメもあり、色も気に入っていたので結局レッドウイングにしてしまった。

仕事がら、「モノの端々の造り」に目がいってしまうのだが、シンプルで頑丈に作りこまれているブーツだと思う。

出来ればこのブーツを手塩にかけて、10年くらい履いてやろう。

身に着けるもの、道具、工具なんでもそうだが、

流行り廃りに惑わされる事なく、愛用のモノと一緒に歳を重ねていける人はカッコイイとオイラは思う。
by ikeda-eng | 2008-02-01 18:36 | クライマーズ・ライフ
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