悲しい別れ。

アシーズにて、K氏のあまりにも早すぎる訃報を聞いた。



K氏とは、オイラがクライマーとして駆け出しのころ、近所の花崗岩の岩場でよくお会いした。

気さくで、

いつもニコニコして、

親子ぐらい歳が離れているのだが、まるでぶった所もなく、

いつもサッパリとカッコイイ着こなしで、

一緒に3級位の課題でセッションというか…はしゃいだコトも…

いい意味でハードルの低い人柄だった。

オイラが1級カンテをさわりだしたころK氏もトライされていて、

オイラが一人でトライしに行くと、

夜勤明けにK氏も一人でトライされていたのだろうチョーク跡が見て取れる時もあった。

アシーズで会うと「イケチャン、登れた?」「Kさん、登れた?」と話したりした。

オイラのクライミングがボルダリングからロープへ移っていき会う機会も減ってはいたが、

アシーズで会うと、立ち話しなんかはしていた。

最後にあったのは年始の頃だっただろうか…

短かい時間であったが、岩場で同じ時を過ごし、同じ課題を打ち込んだ人。



オイラもこの歳になってくると、身の回りの「別れ」と向かい合う事が増えてきた。

そんな話を聞くたびに、

その人との時間が止まったような気がして、そして時間が過ぎていってるのだなぁ…と感じる。

十代の頃は時間は無限にあるような気がしたが、今では時間は減っていくのだと感じる。

単純な事だが、人ととの出会いもあれば、別れもあるのだと思う。

別れとは、自分の時間が過ぎているということなのだろうか。

Kさんとの別れは悲しい。


Kさん、安らかにお眠りください。

故人のご冥福をお祈りいたします。
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by ikeda-eng | 2008-04-06 10:01 | クライマーズ・ライフ
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