三倉岳 Aコース7合目フランケ。

土曜日、

ヒリヒリとしたクライミングを求め、べっち師と三倉へ。
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ちょうど一年くらい前だったか、三倉初のクラックRPをしたのが、ここAコース7合目フランケ。

三倉のクライミングの目標であった「モルモットクラック11a」をRP出来てから、

もう一つ、挑戦したい魅入られたラインがここにはある。

ここでチビリノクラックをRPしたあと、TR掛かってるからやってみる?と言われて、目にしたのが、

花崗岩フェイスルートの「ペイシェンス12a」

岩の弱点を辿って登るのならここを登れ!と言わんばかりに弓状に走る岩の摂理。

備中で12も何本か登り、ある程度フェイスクライミングには自信を持っていたオイラ、

クラックでもがいた後のトライ、よれてたとは言え一年前は全く歯が立たず、悔しい思いをした。

今回、三倉に行くにあたって、久々にクラックを堪能しようかとも思ったが、

べっち師の「Aコースに行く?中の岳?」の問いに、

少し迷ったが、ペイシェンスに挑戦してやろうと思い、Aコースをお願いした。



一年振りにラインを見上げてみる。

そのシンプルで分かりやすいラインに、マスターで取り付いてみた。

出だしの簡単なスラブのあとに、paitience=ガマンという名の通りのムーブが始まる。

分かりやすいラインとは裏腹に、岩肌に存在する薄いエッジやへこみにスメアで耐えながら足を置き、指先でカチを捉え、ハイステップで立ちこんでいく。

核心、

ムーブだけ切り取れば決して難しくはないのだが、

スメッジングで体を切り返していく時の露出感とランナウト。

手の足の指先に神経を集中して、ホールドとスタンスを捉え、

岩の中で自分を精神をコントロールするのがルートの核心。

計2トライして、何とか核心をこなす事ができた。

非常にフリクションを要求されるルートだし、暑くなりそうだったので午前中だけでトライを終了。

今回のトライでRPへの光は見えたので、

次回はしっかり下からつなげて、核心へ入ってやろうと思う。

本当のペイシェンスは、下からムーブを繋げた時に、顔をのぞかせるのだろうと思う。
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このあたりが、ペイシェンスの核心部↑



昼からは、10cのクラック「ポップクラック」を2回ほどトライ。

核心を越え、RP目前にしてエネルギーの限界でフォール。

クラックをいい所まで追い込めていたので、かなり悔しかった。

さすがにペイシェンスのトライが体の芯にきていた。

まあ要は、己は無力、岩の前では弱者なのです。

ポップクラックは次回の宿題です。

仕上げに、チビリノクラックを11クラッカーのプライドにかけて、何とか完登して一日を終了。



成果は上がらなかったが、今日も己を追い込めた。

いいトライが出来た。

べっち師、リベンジマッチ行きましょう!
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by ikeda-eng | 2008-10-20 13:40 | クライミング・三倉岳
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