カテゴリ:クライミング・三倉岳( 43 )

青白ハング トップレス10c

おメグから、「青白ハングにて待つ!」なる挑戦メールを受け取る。

勝てるわけがねぇ…と、はやくもヘッピリ腰。

まあ先週、先々週と週末は天気に裏切られ、全てのモノをつぎ込んだ感がないので…

土曜日はエネルギーの渇きをクラックへ求めて三倉へ。

久々にガチャを詰め込んだザックを背負うとズシリと肩にきた。

たぶん20kg弱くらいはあろうザックを背負い、Bコースを歩く。

三倉の、あのザックを担いでのアプローチに比べたら、ニュエリのアプローチなんてワリと楽に感じてしまう。

青白ハングで広島師弟コンビ、遅れてヒロシーズと合流。

青白ハングに来たからには、今日のエモノはコイツ↓
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前回、最後のスラブで不覚をとり、見事に奈落の底に突き落とされた…「トップレス10c」

兵隊クラックでアップをすませ、トップレスを見上げ上部のスラブを思い出す。

ロープを結び、慎重に下部のクラックをこなす。

少し濡れていてバランスを崩して落ちそうになるが、何とか修正。

第一核心、ハング下でレスト。

しっかり#1キャメをセット。しつこい位クラックへの食い込みを確認する。

ハング越えのムーブでフォールを喫すれば、もはや頼りになるプロテクションはコイツだけ。

ハングに左手ジャムをキめて、足を上げて右のカンテを押さえてレイバック気味にアンダーを左、一気に右手を上のクラックへキめて体を安定させ、次のキャメをセット。

オフィズス奥のクラックを左手ジャムで辿りながらズルズル這い上がる。

こっからオフィズス出口までは生命力の世界、大げさだがテックニックでもない、保持力でもない、要は絶対に落ちたくないという気持ち。

ランナウトに耐えながら、出口にたどり着きクリップ。

いよいよ最後のスラブ。

ここまでエネルギーを使い、ようやく抜けたオフィズスの後に出てくるスラブ。

ほとんど神が与えた…というか設定者が与えた罰みたいなもんだ。

オイラは前回まんまと設定者の意図にハマった。くやしくて叫んだ。

そんなクヤシさを思い出しながら、充分にレストをとりスラブを登る。

雨どい伝いにあるクラックに右手をキめ左手を探っていたら、そこに前回わからなかったシワがあった。

シワに助けられ、一気に足を上げて、最後のテラスのリップを押さえ、

何とか終了点に立てた。

めちゃくちゃ嬉しくて、いつもの「登った」コールを叫んだあと、

回収ラッペルするのにセルフを取ったらエネルギー切れなのか暫く動けなかった。

また一つ強くなれたような気がした。


昼からヒロシーズと近くに点在するスラブをやった。
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オイラ、TO隊長、Tキンで、「シェリー10b」をやる↑

なんと、隊長が一撃!素晴らしい!

オイラは1テン。

メグねぇーさんがやってた「キントウン11a」もさわってみた。
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オイラ、隊長は核心でやられた。

やっぱ花崗岩スラブにはフリクションムーブの神様がいるのです。


そして中の岳へ↓。
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いつもの景色、少し感じが変わりますね。

身の程しらないオイラは「ダブルクラック10d」をOSトライ。

が、下部のクラック、あまりの浅さに大至急敗退!あれシンハンドっす。

テンションの応酬でとりあえず終了点へ。

Tキン、隊長は「入門クラック」↓
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隊長OS!

ベッチ師がダブルクラックを登るというので見学。

ジャミングはもちろんウマいのだが、何といってもプロテクションのセットが早いし上手い。

パッとクラック見たら、スッと手がキャメを掴んでいる。

そしてコンコンと引っぱって効き具合を確認したらスルスルと登りだす。

この辺の時間の消費が、オイラとは段違いに少ない。

かなり勉強になった。

ついでにダブルにTRをセットしてもらい、登ってみた。

今度はクラック全体がつかめていたのでノーテンで抜けれた。

次回はリードしてみて、スキあらば撃墜してやるか( ̄ー ̄)ニヤリ

そうこうしてたら暗くなってきたし、ちと雨がパラッと来たので回収して撤収。

今日もカラカラに干からびるまで登った。


次の目標「ダブルクラック10d」いよいよ10dクラックに着手です↓
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ようやくモルモットのシッポがつかめそうです。

でも、真のマルチクラッカー目指してもうチョット10真ん中で修行が必要だな!ウムッ!


日曜は仕事した後にアシーズへ行きましたが、乳酸の応酬で書くも無残な状態でした。

また来週!
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by ikeda-eng | 2008-03-31 14:17 | クライミング・三倉岳

三倉岳 青白ハング ラッパハング10b。

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8日、今日もトラッドなクライミングを求めて三倉へ。

福山クラッカーズ(っても構成員二人)TO隊長、オイラ、そしておメグの3人で。

備中よりも更に重い、ガチャ類を詰め込んだザックを強力バリに背負って通いなれたBコースをスタコラ歩く。

オイラの今日の獲物はコイツ「ラッパハング10b」↓
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出だしは正体ハンドクラック、中間にあるハングを越えて上部オフィズスへ、オイラ的に核心はオフィズス最後の抜けの部分だね。

先ずは1トライ目。

アップでサクッと登ってやろうと企むが…早くも出だしで2番キャメを二つ使い切るミス。

テラスのトコでハーケンにヌンチャクを掛けるがスリングを忘れてしまい、短くなってしまいミス。

そして中間ハング越えのトコでまたもやキャメのセットをミス。

プロテクション戦略のミスとルートファインディングのミスで、ロープの流れが最悪。

上部のオフィズスで体力を全て使い切り、もはや動けなくなったオイラはペッとクラックから吐き出された…。

2トライ目。

今度は慎重にキャメをセット。ロープの流れを考えながらプロテクションを調整。

ハング下に1番キャメをがっちりセット、ハングを越えて核心オフィズスへ。

左肩を差し込んで、右手とフットジャムでズルズル上がる。

甘いハンドジャムとボディテンション、クラックから吐き出されるのに耐えながら、苦しい態勢でキャメをセットしていく。

核心部、渇いていく体力と甘いフィストクラックに耐え、何とか最後のリップを押さえた。

トップアウトできた時、最高にアドレナリンが出た。

しかしながら1トライ目のとき、ちゃんとプロテクションのセットが出来ていれば2トライで登れたのだが…

嬉しさもさることながら、反省点も見えたトライだった。

ハング越え手前、この上のオフィズスがなんとも悪い!↓
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テラスにて本気でルート全体の流れを考えるオイラ↓
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なんつってもRPトライでフォールすると消耗した体力以上に失ったモチを取り返すのが大変なのさ。

そして我らが隊長の獲物「ノーマルチムニー」↓を見学ってか大応援。
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どうやら隊長、こういう広い系クラックが大好物。

残置ハーケンにプロテクション取ってから、中間のチョックストーンまでランナウトに耐えながらズルズル登っていく姿には、スッげーシビレタ。

みごとOS!
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ノーマルチムニー、すっげ~とこ登ってんだよね。↓
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こんだけの装備を持っていった隊長↓ご苦労さんでした。
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そして本日の大一番、おメグの「やがて少女は10d」

オイラも目標にしている★★★ルート。

なんつってもラインが素晴らしいしムーブもカッコイイ。

おメグの本気トライ、下部のクラック地帯↓
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核心部手前、こっからナッツでプロテクションを取る。
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そして見事RP!

浅い節理とスメアスタンス、ナッツでプロテクションを取りながらジリジリ上がる姿が輝いてましたよ…ホント。

オイラも余勢を駆って「トップレス10c」にRPトライ↓。
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核心ハング越えムーブ、アンダーホールドを捉えて何とかレイバックで効かし、少し遠いハンドジャムを捉えれた。

この一連のムーブでかなり消耗したが、ゴマカシながらオフィズスを這い上がる。

TRで一度やった時はそれほど悪く感じなかったオフィズスも、リードでやると悪い。

左手で奥のクラックにジャムを極めて、エネルギーの枯渇を感じながら這い上がる。

オフィズス出口手前、ワイドな部分に5番キャメをセット出来て何とか一息つける。

最後のスラブ、レスト体勢ではあるけどラッパ~のRPトライとオフィズスで削り取られた精神力までは回復せず。

パンプはとることが出来たけど、やはり体の真ん中、芯の部分のヨレまでは回復しなかった。

真っ直ぐ終了点に向かってスラブを這い上がるもエネルギーの限界…フォールを喫した。

セルフを取って、冷静に周りを見ると…スラブ左の少し巻いたところにハンドサイズの少し浅いクラックが二箇所あった。

これが目に入っていればと思うと…でもあの時は精神的に限界だったのかな。

まだ自分には登るためのエネルギーが足りてないのがわかった。

メチャクチャくやしかった。

トップレス、もはや折れてしまったモチでは2トライ目は出せんかった。

あとはいつもの様に、源助でモルモット修行をしておメグの厳しい指導に耳を傾けて、

その華麗な登りに感心してフィニッた。

みんな其々手柄を上げて、自分の課題もしっかりわかった一日だった。

TO隊長、写真アリガトでした。

ねーサン、大手柄でしたなぁ `∀´)Ψヶヶヶ

次は中の岳周辺に行ってみたいなぁ…

また来週!!!



おっと、来週は多分備中。
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by ikeda-eng | 2008-03-10 11:11 | クライミング・三倉岳

明日は三倉。

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キャメの#5を買った。

もはやオフィズスから逃げるわけには行きません。

明日も動けなくなるまで登ろう。




昨晩、道場でタカCをもみしだいてやりました(r-_-)r
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by ikeda-eng | 2008-03-07 18:49 | クライミング・三倉岳

ウゥ…。

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週末、石灰岩にしようかと思ったけど…

やっぱ、あの花崗岩のフリクションが気になる…

とりあえず終了点前で真面目にムーブを試行錯誤中のオイラ也。

去年は暑すぎたぜ、ベイベー。
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by ikeda-eng | 2008-03-05 17:41 | クライミング・三倉岳

やっぱ三倉だよね。

クライマーはオイラと隊長のみ。なのでクライミングの写真はないす。
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渇いたクライミングを求めてTO隊長と三倉へ。

かなり久しぶりの三倉、いつもの石灰岩クライミングより重い荷物も、

TO隊長とかなり早くもあるがゴールデンウィークの計画をしゃべりながらアプローチの林道を歩いていると苦にならない。

ひさしぶりのクラックで高いモチのせいもあるのだろう…。

エリアは青白ハング。

先ずはまだRP出来ていない兵隊クラック10a↓で自分の状態を探る。
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少し下部の核心で手こずったが、最初のトライでRPできた。先ずは小手柄ゲット!

幸先よいスタート切ったので、調子に乗ってトップレス10c果敢にOSトライ。

下部はこなせるも、ハング乗り越えたオフィズスクラックの所、

目に付くアンダーホールドをウマく使いこなせず、クラックのフレアーした所にある縦カチを

ギャスで押さえて左手で上のクラックにジャムを極めようとしたら縦カチが風化していたのか、

カチがふっ飛んでしまい大サデクリを喫した。

いや~、かなりビビリました。

口からエクトプラズムが出たかと思った。

念のためにと、ハング下の所にキャメ#1、2を固め取りしといてヨカッタ…よ。

この大フォールでかなりのヒョコになったオイラはとりあえずA0で終了点へ。

ここでも無為無策でキャメを使ったツケが廻ってきて、上がったり下りたりセットしたり回収したりをヘロヘロになりながら繰り返してようやく終了点。

とりあえずTRでトップレスもう一回。

核心、ハング越えのオフフィズスクラックの所、アンダーをウマくレイバックで効かして上のクラックにジャム効かせるムーブを発見。

あとは左肩をクラックに突っ込んでジリジリ上がる。

とりあえずノーテンで終了点に立てた。

TRならレイバックムーブは問題ないけど、実際リードとなると…。

プロテクションがハングの下、ランナウトに耐えながらハングのレイバックが果たして出来るのだろうか。

まあこの辺の精神的な駆け引きが本当の意味で核心なのかな。

そしてクラック全体を通してのプロテクションセットの戦術っつーのか、ギヤの選択てきなモノ。

プロテクションが必要なときに、素早くクラックに合ったギヤを選択して確実にセットする。

これら一連の作業が上手く出来るようにならねば…どうやら課題は山積みですわ。

しかしながら内容の濃いクラックなのでRPに向けて打ち込んでみよう。

ついでTO隊長が隣のラッパハング10bにTR掛けていたのでやらしてもらった。

スタートの快適なハンドサイズのクラックと、ハング越え、上部のオフィズス気味だけど奥でしっかりジャムがきまるクラック。

☆はついてないけど、なかなか面白いクラック。

これもとりあえずノーテンで抜けれた。次回はRPトライす。こっちは可能性大なので頑張るかな。

ラッパハング、次は撃墜ス!!

トップレスとラッパハングの取り付き周辺↓。
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ちと長いけど整備された快適なアプローチ↓
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たぶん中国地区で一番赤いダウンが似合うであろうTO隊長↓くつろいでます。
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今日もナイスなボケで笑わせてもらい、ナイスな突っ込みでビビらしてもらいました。

三倉にはこんな雰囲気のスラブやクラックが点在してます↓ただしスラブはミニマムボルトのランナウト。要精神力。
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後半はスラブやフェイスをやろうと思ったけど、久しぶりの三倉…

ちと薄れた感のあるジャミングをしっかりやろうと源助崩れへ移動。

生命力が尽きるまでびっちりモルモット特訓をやり、

最後はモアイクラックやってフィニ。モアイ、核心微妙に危なかった…。

5・9 10a 10b 10c 11a と、7本TRまじえて一通り必死で暗くなるまで登った。

でも5・9 10a 10b 10c 11aの10P前後のマルチルートなんてヨセミテだったら普通なんだろうね。

最後は気がついたらテーピングもボロボロ、手は切りまくり…そのせいでチョークバックもTシャツも血だらけ。

ムーブではない保持力でもない…要は自然の摂理の前では自分はまだまだ弱者なのだと思い知らされた。

まだまだこわっぱです。

そして#5キャメの必要性を感じた一日でした。



あ~疲れた。


でもやっぱり三倉は最高だ。



TO隊長、次はお互い忘れ物せずにいきましょう(・ー・)ノ
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by ikeda-eng | 2008-03-03 12:07 | クライミング・三倉岳

三倉岳。

隊長、ふ~さんと三倉へ。

今回は3人でキャンプ。
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キャンプ場でプチ忘年会。久々に3人で呑んだ
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ついに、マンションをやめて、一戸建てを手に入れた隊長↑。

土曜日朝、雨が少しパラつくもとりあえず源助へ出発。

今回は、ふ~さんが初三倉ということで…

先ずは三倉の洗礼…「ヒップクラック 5・9」をやってもらうことに。

初クラックの人に、あえてヒップクラックを登らせてしまう…なんとなく、メグねーさんの気持ちがわかります( ̄ー ̄)ニヤリ

ヒップクラックトライ中のふ~さん↓
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惜しくも、リードでRPは出来なかったけど、トップロープでサクッと上まで抜けてしまうあたりはさすがです。

そして…三倉にきたら、是非やってほしいルート、「ラッキーネーブル 11a」

ルートの高度感、ムーブやホールドの面白さ、そして最後のスラブをトップアウトした後の爽快感。

オイラ的には、☆☆☆ルート間違いなし!備中石灰岩にはない気持ちよさがあります。

ネーブル、フラッシュトライ中のふ~さん↓
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そして、TO隊長のネーブルRPトライを応援↓
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ラッキーネーブル、トップアウトして振り返ると、こんな景色が目に飛び込んできます↓
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オイラは…

モアイクラックでアップした後、モルモットクラックRPに向けて、

今回は前回のおさらいとギヤのセットをしながら、トップロープでやってみたんですが、

やっぱ、ギヤのセットが入ってくるとルートの感じが違ってきますね。

ジャミングでサクサク通過する所も、片手ジャムで留まってキャメを選んでセットして…

一連の作業をこなしながらのクライミングとなると2倍生命力つかいます。

オイラのヒットポイントでは、途中でヒットポイント切れてどーにもなりませんでした。

とりあえず、テンション祭りで上まで抜けて…干からびた体で、

モアイカンテやりましたが、これまたどーにもなりませんでした。

トップロープでモルモットはノーテンに出来ているので、正体ハンドジャムの感じはつかめました。

なのでモルモットRPに向けて、10a~cくらいの正体ハンドクラックを登りこんでギヤの扱いや、クリップ態勢の作り方をしっかりやって行こうと思う。

なんにせよ、一つのクラックルートに固執することなく、色々なクラックを登って行きたいしね。

次は、青白ハングか中の岳にいきたいなぁ。

最後に、みんなでモルモットやってクールダウンで10bフェイスやって終了。

いや~、今日も手の甲が腫れ上がりました…。

モカシムが面白いくらい削れました。

。。。。

帰り道…

カツさん「クライミングって、やっぱ小さい人のほうが有利なんですかね?」

オイラ「でも、シャルマもグラハムも背はでかいですよ。」

隊長「そういや、ハリー・ポッターもかなりデカイらしいよ!」

   「???ひょっとして、ディーン?」

今度は再来週!!!!!

   
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by ikeda-eng | 2007-12-02 11:01 | クライミング・三倉岳

水晶クラック 1P 10b。

金曜日、単独行にて福山発。

途中、竹原付近で雨がパラつくも、引き返す気もなく、そのまま三倉へ。

キャンプ場には、学生達がテントを張って盛り上がっていた。

学生達の声がうるさくもあるが、誰もいない、耳鳴りがするくらいの静けさに比べたら、まだましか。

先週、あまりに寒く中々寝付けなかったので、

今回は、寒さ対策と思って、バーボンを持っていった。

「Four Roses 白」

酒を呑み始めたころ、なんだかバーボンをロックで呑むのがカッコよく見えて、

飲み仲間に教えてもらった。

そもそも、フォアローゼスに白なんてなくて、

「Four Roses ブラック」ってのはある。

でもブラックは高くて、中々頼めなかった。

普通に、「フォアローゼスください」と頼めばいいのだが、

「ローゼス 白 割り水なしで。」と頼んでいた。

なんか、「白」ってつけたほうがカッコよく思え、

わざわざ「チェイサー」を「割り水」と言い換えるところに、こだわりを持っていた。

そもそも、カッコつけようと思って呑み始めたバーボン、大した意味はなんだけどね。

今では、寒い季節なると時々思い出したようにのんでいる。

最近ではロックではなくてストーレートで呑む事もしばしば。

ノドを通る時に焼け付く感じがすると、

二十歳位の時に、知ったげにバーボンを呑みながら、夜通し騒いでいたのを思い出す。

そんな事を思いながら、外で騒いでいる学生達と当時がオーバーラップしてしまった。

疲れていたのか、二口呑んだ所で寝てしまった。



そんな事はさておき、

土曜日、べっち師、メグねーさん、カツさんと三倉源助へ。

見てください、この雲海!↓
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朝一に三倉へ行くと、こんなパーフェクトな雲海が見れます。

滅多に見れるもんじゃないらしいです。

そして、雲海を見に来たのではなく…今日の狙いは「水晶クラック 1P 10b」のRP。

先ずは1本目、

アップがてら、前回の反省点でもある、「確実なプロテクションのセット」と「フットジャム」の感じを掴むため、

テンションかかってもいいから、どの辺に何番キャメをセットして、手と足の位置関係を掴む。

要は、RPに向けての戦略的なものを練ろうではないかと思って、ロープを結んでスタート。

慎重にストッパーをセットしながらコーナー、そして第一核心のハングへ。

キョンで安定させて、軽くシェイクを入れてムーブを起こす。

思ったよりも軽く突破出来た。

ハングを超えた所でしっかりレストを入れて右上クラックへ突入。

慎重にハンドジャムをきめて、チョット悩みながらもキャメをセットしていく。

段々と悪くなっていくハンドジャムを、しっかりフットジャムを効かせて体を安定させ、高度を稼ぐ。

高度と共に、一手だすと共に、クラックに体力を削られていく。

核心手前で♯2キャメをセット。

悪い態勢ながらも、一つ息をつく事が出来た。

前回に比べると、まだ余裕があった。

核心部へ突入。

悪いハンドジャムで耐えながら、右足をフェイスにスメアして、一気に左足を上げて、フットジャムを効かせて手を飛ばす。

悪い右手ジャミングを耐えながら左手を上げて、体をズルズル上げる。

完全にスイッチが入っていたのか、ランナウトも気にならない。

クラックに吐き出されそうになりながらも、残る体力で耐え切った。

何とか最後のポケットを掴むことが出来た。RP成功!

ハング手前のコーナー地帯↓
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多分、核心でもがいてるヘン↓
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RP出来て、いもしない観客達にこたえるオイラ↓
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やっぱRPは朝まづめ時に限りますな。

これで、エルキャピタン ゴールデンゲート41P に一歩近付くことが出来た。なんちゃって。

水晶クラックRP、ムチャクチャ嬉しかった。

メグねーさん、ビレイありがとうございました。

べっち師、キャメと撮影、ありがとうございました。

石灰岩の逆さシェイク11cをRP出来たときに、ようやくクライマーらしくなれた様な気がしました。

まだまだ、色々なクラックを登らないといけないけど、

そういう意味で見れば、水晶クラックRP出来て、クラッカーらしくなれたかもしれない。

思い出に残る一本なのは間違いない。

このあと、メグねーさんの「フォールインラブ 11b」のRPトライを応援。

核心部をスムーズにこなすねーさん↓
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11b、サラッとやってのけるあたりは流石です。

この後、カツさんもRP。こちらもサラッとやってのけられてました。

写真は、華麗な懸垂下降を見せる、カツさん↓。
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そして、「クレオパトラの夢 13a」をトライするべっち師を見学↓。
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ビレイしながら、カツさんのジャイアントステップ 12cのトライに見入る。

花崗岩のスラブにしろ、フェイスにしろ、

石灰岩カブリ系の流れるようなムーブとは異質な、花崗岩独特の乏しいホールドを、

スメア気味のスタンスで、フリクションを効かせながら、ジリジリとエッジを押さえにいく感じ…。

ムーブの引き出しはモチロン、体の芯の力+精神力的な部分が要求されるのだろうか。

花崗岩12+、13と見学させてもらったのだが、かなりいい勉強になった。

そして、マロン壁で素人扱いされて、アプローチでサデクリこけて遅れてやってきたTキンズ↓。
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最後に、ラーキングフィア対策で10d?のスラブやりましたが、自分で自分が気の毒になるくらい、サデクリました。

ダイコンすりのように滑りました。

まあ、いい仕事が出来た一日だったのでヨカッタヨカッタ。

いよいよ、源助崩れは「モルモットクラック 11a」に突入開始です。

そして、ある意味避けて通っている、チムニー、オフィドゥス、ワイドクラックに取り組んでいかねば…。

みなさん、次回も4649!!

。。。。。

そして、パーフェクトなモミジの応酬。
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そして、三倉のタロー。
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三倉のモミジを見るなら、今がいい感じっす。
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by ikeda-eng | 2007-11-18 13:18 | クライミング・三倉岳

明日も三倉。


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今日は天気悪かったです。

明日は天気良いらしい。

暖かくなるとよいな。

さて、明日もがんばろう。
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by ikeda-eng | 2007-11-16 16:46 | クライミング・三倉岳

三倉岳 源助崩れ。

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金曜日、サクッと仕事を撤収して三倉へGO。

先月、先々月とナチュプロや山道具をイロイロと購入。

今月は超節約月間。

と、見せかけて…すでに呑みに出ること数回。意思弱ッ!

なので…高速代をケチるべく、国道2号&県道を駆使。

が、なれない道ゆえ、4時間半もかかった。

行き道、長物ストレニ系の11b。

ルートファインディングに研究の余地あり。

PM11:30現地着。

誰かキャンプ場にいるだろう…と思いきや、

誰もいません。オイラ一人。しかも真っ暗闇。

聞こえるのは動物の鳴き声的なサウンドのみ。

あとは耳鳴りがするくらいの静寂。

世界に唯一人の気分。

あまりに寂しいので、今度はラジオの一つも持っていこう。

そして、楽しみの一つ、星を見ながら焼酎湯割り。

空気が澄んでいるのか、星がムチャクチャ綺麗だった。

と、いうわけで…

土曜日、三倉へ行ってきました。

べっち師範、おメグ師範代、Sミズ氏とご一緒。

今日の狙いは…これ↓「水晶クラック10b 1P」
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写真左下からスタートして右上に抜ける、ハングあり長さもありでなかなかスケールのあるクラック。

初めてストッパーを使うので、べっち師に簡単にレクチャーしてもらい、先ずは、MOSトライ。

エロむずかしいスタートを何とか越えて、コーナー地帯へ。

慎重にストッパーでプロテクションを取りながら、核心と思われるハングへ。

ステミングとジャミングとスメアでワリとサクッとハングを突破。

「オォッ!核心越えれた」と、思う。が…

ハンドサイズのクラックを右上。

まだ、プロテクションを取るのがヘタなのか、

キャメロットの選択でかなりもたつく。

なんとかかんとか、ジャミングをキメながら右上。

終了点が見えてきたので、

「ひょっとしてOSいけるんじゃねぇの!」…と思いきや、

段々とクラックが浅くフレアーしてきて…来ました、こっからが核心。

うまくジャミングがキまらず、上へ進まない。

下でもたついたのが効いてきたのか、クラックから体が吐き出されていく。

しかも焦って、本来ならハンドジャムをねじ込む所に、♯2キャメをセットしてしまい、進むも退くも出来ない。

「あと少し…落ちたくない」と思って、ケムリが出るまで粘りましたが、あえなくテンション。

ハングドッグの状態で、クラックを探るも、テンションかけた所は核心の入り口で、

この後、やや悪いジャミングで耐えて、クラックの出口が完全なる核心。

もはや上へ進む事も出来ずに、敗退。とりあえずエイドで前進。

2本目、RPトライ。

べっち師に「プロテクションはジャミングきめてから、その下に取るように!」とアドバイス。

ナッツのコーナー地帯、ハングを抜けてクラックを右上。

今度はなるべくジャミングの下にプロテクション」を取るように心がけるも、

やはりキャメの選択にもたついてしまう。

核心部へ、

浅くフレアしたクラックにもがき苦しみながら何とかプロテクションを取る。

ズルズルともがきながら核心部を前進するも、腕が、ジャムをしている手の甲…と言うか骨がクラックを拒む。

まるで言う事を利かなくなってきて、頭が真っ白になってしまい、

取らなくもいいプロテクションを取ろうとしてしまい、己の限界。テンションが入ってしまった。

あと一手の1テン。

プロテクションを取らずに突っ込んで、あと一手飛ばしてジャミングをきめて、

フットジャムをきめていれば、最後のポケットに手が届いていたのに。

敗因としては、必要のないプロテクションを取らずに突っ込めばよかったのと、

やはり下部でもたついてしまったツケが、最後一手に影響した。

ルート全体を登る上での戦略ミスですな。

気力、体力を使い果たして、生命力の枯渇状態、

限界グレードの10bクラック、2トライで登らしてくれるほど甘かネェーっす。

まあ、RPに向けて完全に光は見えているので次回に持ち越しです。
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トライ中のオイラ↑メグねーさん撮影。サンキュー♪

この後、おメグ師範代にあおられ調子にのったオイラは、広島勢に混じって11bのクラックをTRさせてもらいました。

「フォールインラブ11b」のクラックはあまりにも浅く、そして狭く、サデクリあげてしまいました。つらかった。。

オイラに、このクラックルートが登れる日が来るのでしょうか。。。

フォールインラブべっち師↓
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そして、同じくフォールインラブおメグ。↓
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そして…モミジの応酬。
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来週くらいには紅葉がかなりいい感じになってそう。

そして…雲海。
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もうちょっと早く行けば、綺麗な雲海が見れたのに。

さあ、三倉がいい季節です、家族サービスのフリをして、三倉のクラックを登りましょう♪



ヒマだったので長々と書いてやりました。

明日からの筋肉痛に耐えねば…。
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by ikeda-eng | 2007-11-11 13:13 | クライミング・三倉岳

三倉岳 Aコース7合目フランケ。

日曜日、絶好の天気の中、TO隊長・おメグ・べっち師範という山屋テイストバリバリな3人と三倉へ。

この3人と一緒にいると、なぜか自分がフツーの人に思えてなりません(ワラ。

まあ自分も世間一般からいうと、普通という部類には入りませんが、

特に隊長、べっち師範の山屋としての存在感というか空気感というか、厚みを感じるというか…

一朝一夕のもんではないですよね。

オイラなんてお二人の前ではヒョコですわ。

オイラも、あの厚い空気感を目指そ。

それはさておき…、

三倉へ行くときは、大体朝の5時~5時半に起きるて支度をして、車に飛び乗って~が基本パターンです。

今回、ちょっと遅くなって午前0時に寝ました。

そして起きたのが何故か朝3時。

寝てません、って言うか寝れませんでした。

お腹が急降下して…別にヘンなもん食ったわけじゃなんいですが、

3時から5時まではトイレの往復でした。ヤレヤレ。

みなさん体調管理は万全に。

というわけで、睡眠時間3時間弱で三倉へ出発。

途中で隊長と合流。

当初の懸案事項であった左手首、念のために固定していたおかげか、

痛みはだいぶ消えてました…というか、せっかくの週末クライミング、痛くないフリして行くしかないじゃん。ケケッ。。

そんな事よりも、行き道眠くてど~にもなりません、早くも核心っす。行き道11d。

なんとか三倉着。

そして、我々福山部隊の今日の目標が「確実なジャミング!」なので、

べっち師範のおススメで三倉Aコース7合目フランケへ。

アプローチ、睡眠不足ゆえ体感グレード過去最難、12bのワンテン。

しかも、間違えて8合目まで行きました。辛かった。

無事、エリア着。

・・・・・・・・・、

そろそろお気づきかと思いますが、前置きが長いですよね、

何故かっていうと、

カメラ忘れたんですよ。

アホです。

なので写真を楽しみにして、このブログを見ていただいてる方々もおられるとは思いますが…

今日は…写メ画像でガマンしてください、悪しからず…。

文章の量で誤魔化すのも限界なモンでして。

さてさて…

今日のオイラの目標は「確実なジャミング!」の練習もありますが、

「クラックをRPするぞ!」をスローガンに掲げております。

と、言うわけで、エリアで一番最初に目に入った…

「チビリノクラック・10a」をトライ。

先ずは1本目、ずうずうしくもOSトライ。

というか、初のリードでのクラック・クライミング、緊張しまくりでした。

やっぱり、ボルトルートとナチュプロ…緊張感がまるで違います。

慎重にナチュプロをキメながら…というか、

やっぱり、まだまだナチュプロの扱いになれてないので、プロテクションをとるのが一苦労。

しかもギアラックを反対側に掛けていたので、ギヤを取り出すのに一苦労。

核心部の深い位置の左手ジャミングと右手がウマい事決まらずにテンション。

下部でキャメを不必要に使いすぎてしまい、2,3番キャメがなくなってしまった。

しょうがないので、チョット降りてキャメ回収して、エイドで前進…情けない。

しかも、ちゃんときまってないしのもあるし…。

2本目…べっち師範に登るコツを教えてもらいトップロープで練習。

ただ登るのではなく、キャメをセットしながら登ってみた。

トップロープという安心感か、冷静にナチュプロをキメながらジャミングをキメて高度を稼いでいく。

核心部も左手をしっかりキメて右手でしっかりカンテを押さえて何とか抜けれた。

ロワーダウンしながら、自分がセットしたキャメを確認。

一本目とは違って、セットした位置、本数、番数がぜんぜん違う。

3本目…RPトライ。

さっきセットしたキャメを回収、ギヤラックに掛けて、しっかりとプロテクションの位置と、番数をイメージする。

集中しながらジャミングをキメていく。

核心部へ。

やはり、リードでいくと使う精神力が違うのか、苦しい。

トップロープではキマっていたジャムもうまい具合に決まらない。

もがいてもがいて何とか高度を稼いでいく。

気がつけばプロテクションは足元よりもかなり下へ…ランナウト。

ランナウトに耐えながら核心を抜け、いい所を見つけてキャメをセット。

やった…抜けれた…。

あとは慎重に上部のコーナーを抜けて、終了点へクリップ。

RP出来ました。

初のクラックルートのRP。

クラッカーとしての小さな一歩を踏み出せました。

ムチャクチャ嬉しかった。

この勢いと、メグねーさんのあおりにのって、

フェイスルートのラインがムチャクチャカッコイイ「ペイシェンス12a」をさわってみた。

ハイステップとマントルとスメアの応酬でサデクリまくりました( ̄* ̄ )

核心部なんてホールドを持つというよりは、フリクションで押さえるみたいなもんだし、スタンススメアだし。

ど~にもなりません、完敗。

でも花崗岩の12aを体験できたのはスゴクいい経験になった。

「ペイシェンス12a」高い目標が出来ました。

。。。。。。
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11cのクラックを登るべっち師範。

自然の節理を使って登るってのは岩との一体感が感じられて最高です。

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いくらか紅葉してきていました。

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ペイシェンスをトライするメグねーさん。

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右上がりに割れ目を上がっていくのが「ペイシェンス12a」のライン。

ムチャクチャラインがカッコイイ…写メなのが惜しい。
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チビリノ~をRPしてニヤッとするオイラ( ̄ー ̄)

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サクッと登るつもりが、結局手がボロボロ。必死だったんだよね。

クラックってハードMの世界かもね。ププッ。

。。。。

いやはや、「チビリノクラック10a」をRP出来て本当に嬉しかった。

自分自身でプロテクションを何処の位置にとって、何番を使って、

ルート全体だったらどれくらいいるナチュプロがいるか…

ルートを攻略する上での戦略みたいな感じ。

自然の節理にしたがって必要最低限のプロテクションをとり、

ランナウトに耐えながら、ジリジリと高度を稼いで行く。

そして、それらの事が全て自分の責任において行わなければならない。

グレードはたいして高くないし、まだまだクラッカーとしては経験値が足りないけど、

スポーツルートを登ることとは違う、

クラック・クライミングの魅力を感じる事が出来た。

これで、「エルキャピタン ゴールデンゲート41P 13b」に、チョットは近づけたかな…

また来週!!

。。。。。
三倉帰りの晩御飯シリーズ。
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行きつけの定食屋「幸」のスタミナ定食750円。

テンコ盛りですよ。
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by ikeda-eng | 2007-10-29 18:06 | クライミング・三倉岳